人生には何度か転機が訪れます。私の場合は、前の会社の先輩を頼ってスズキゴムに入社したことが転機になりました。ここで金型の扱いやプレス成型機や射出成型機の操作などゴム製造について一から学びました。次の転機は、新人の指導を任された時です。このとき、初めて自分が認められたような気持ちになったことを覚えています。今はリーダーとして後輩を指導する立場です。かつて頼もしい先輩たちが私に教えてくれたように、これからは自分の持っている知識や技術のすべてを後輩に伝えていきたいと思います。
製造第二グループリーダー 寺澤浩二(1992年入社)
デスクワークや営業の仕事は自分には向いていない。やるなら、好きなものづくりを一生の仕事にしよう、と考えてスズキゴムに入社しました。仕事に慣れるまでは、金型から製品を取りだすとき手が熱く感じたことを覚えています。この仕事でやりがいを感じるのは、ゴムの練り生地を金型に入れて成型機にかけ、自分の思い通りに製品が出来上がった時です。ゴム製造というのは、素材の力を引き出してやることなんです。ゴムのことをよく知らないと思い通りにはいきません。ゴムにはまだまだ沢山の可能性がありますよ。
製造第一グループ 福田雅俊(2010年入社)